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在宅医療現場での調整力と質向上に期待

在宅医療への移行に際して、専門看護師は調整の面でも期待されています。
地域には訪問看護師をはじめ、さまざまな資源があります。
自らもケアに関わりつつ、関係者を上手に巻き込んでチームを築き上げていくことができれば、地域全体のケア力の向上につながります。
また、家族間の調整が必要な、老老介護や介護者が病気や障害を抱えてしまっているケースなどでは、意思決定のプロセスで、高度な倫理調整が必要です。
まさにこれは、専門看護師の役割であり、大学院の修士課程で学んできたロジカルは思考と高い倫理観を発揮することで、本人と家族にとって心強いサポートになります。
また、訪問看護の質の向上においても、専門看護師は期待されています。
基本的に一人で利用者宅を訪問しており、そこで何が行われているかを知ることは、訪問した者のみです。
ケアの質と利用者の安全を確保するには、個人の実践能力の向上と報告、相談体制の整備、ケアの適切な評価が必要です。
専門看護師の定期的な同行訪問により、看護師の相談に乗ったり、ケア技術の指導はもちろん、家族の潜在化している悩み事に相談に乗ることもできます。
客観的な視点と高い看護実践力の両論で、在宅医療現場で求められる看護技術を理論的な裏付けをもって安全に推進することが可能です。

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